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アメノミハシラでの出会い(ユウナ)のデータ
発生日付 CE75 1月
関連人物 ユウナ=ロマ=セイラン

ロンド=ミナ=サハク

関連組織 アメノミハシラ

リヴァイブ

概略編集

ロンド=ミナ=サハクとの出会い編集

アメノミハシラにわたったユウナは徐々に薄れ行く視界に対する対応方法を手に入れます。すなわち、仮面のユウナの誕生です。

仮面による視力の矯正と、光の刺激の調整による視神経へのダメージを減らすことによって、視力悪化を食い止めることを得たのです。そのために彼は大仰な仮面を日常的につけることを余儀なくされましたが、これはユウナにとって渡りに船でした。そのときのユウナにはまだ、自分の犯した失政の罪を終えるような状態ではなかったのです。彼はユウナ=ロマ=セイランの名を背負って生きていられるほど強くもなく、また国家反逆罪を受け安易に個人としての罪に甘んじるほど弱くもなかったのです。

そんな中で、彼は運命的と言えるほどの出会いを経験します。そうです。ロンド=ミナ=サハクとの出会いです。

ユウナミナアメノミハシラの広場の一画で出会います。最初に声をかけたのはミナのほうでした。開口一番、彼女はユウナにこういいます。

「こんなところで何をしている。ユウナ=ロマ=セイラン

ユウナは驚きます。仮面は自分のことを完全に隠していると思っていましたし、アメノミハシラユウナの名を直接知るものがいるとも思っていなかったのです。

当然、ユウナはなぜわかったのかをたずねますが、「なんとなく」という答えが返ってくるのみでした。

ミナユウナをつれ、オーブ連合首長国以外でおきている惨劇について語ります。その状況はユウナの想像通りであり、かつ想像を超えていました。

野戦病院での経験とあいまって、その悲惨さがより実体を伴ったものとしてユウナに感じられました。

この情報は当時のユウナにとって大変苦痛を伴うものでした。自らの失政に端を発した悲劇が世界中に広まり、かつての婚約者は明らかに独裁者としての道を歩もうとしていました。

その原因が自分にあることをユウナに突きつけているミナユウナミナを正視することもできませんでした。

そんなユウナをみてミナは一言、こう言い放ちます。


「やれやれ、政治家ユウナ=ロマ=セイランは死んだわけだ」


この言葉はユウナを愕然とさせます。自らの責任であるこの惨劇の原因を責められるのではなく、政治家ユウナ=ロマ=セイランに期待出来ることがある。

それを突きつけられたようにユウナは感じたのです。ユウナミナに一礼し、その場を去ります。仮面で隠れていましたが、その瞳にはすでに政治家の光が戻っていました。そんなユウナミナは微笑みで見送ります。

政治家の目覚め編集

その日からユウナは徹底的に世界で今起きていることを調査し始めます。

併合演説の裏で起きていたプラントクライン派クーデターの実態。旧連合の各地で起きている動乱。

その日までの自分であれば、意図的に目を背けていたありとあらゆる情報を寝る間も惜しんで調査していきました。この時期にユウナは政治家としての思想の再構築を行っていったのです。

このときにユウナが得たものは、ユウナが施された帝王学とあいまって、政治家としての絶妙なバランス感覚でした。

責任感に押しつぶされそうになりながら、多くの現実を多くの形で収集していくユウナ

その過程でユウナの目を一番引いたのは旧ユーラシア連合の状況でした。

特に親プラントであったガルナハンを取り巻く状況は彼の心を掴んで放しませんでした。

当時、ガルナハンを含むコーカサス州は東ユーラシア共和国の独立に伴う連邦制の廃止により、それまで持っていた地方自治権の多くを失っていました。自治権の喪失。それは自らが自らのことを決める権利と責任を奪われることに他なりません。

そのことはオーブ連合首長国で自分が奪われたもっとも大事なものをユウナに想起させます。

すなわち「責任を負う権利」の喪失です。

ユウナオーブ連合首長国では死んだことになってしまっていました。このことは彼が行ってしまった数々の失政に対して責任を取る責任をユウナから奪っていきました。

それは大きな喪失感でした。自分が行ったことの罪を誰に語ることも許されず、常に自分を許せずに生き続ける義務でもありました。

ユウナガルナハンが今の自分と同じである。そう感じたのです。

そして、そうしているうちに世界は動き始めます。統一地球圏連合の発足と西ユーラシア連邦の陥落。

ユウナにとってこの事実はある種の危機感を感じさせました。

統一地球圏連合という価値観の唯一主義は、民衆から判断の責任を奪う行為に他ならないと感じたからです。

この危機感はユウナに一つの行動を決意させます。 地上へ、ガルナハンへ。その思いはユウナミナの元へといざないました。

ユウナの仮戸籍の問題とガルナハンの治安の問題でユウナが正式ルートでガルナハンに行くことは非常に困難であったためです。

それまでのユウナであれば五大氏族であるロンド=ミナ=サハクに支援を請う事は耐え難い屈辱と捉えたかもしれません。しかし、そのときのユウナは微塵も屈辱は感じていませんでした。

ただ、ガルナハンに行く意思のみがありました。

リヴァイブのリーダー編集

ミナにとってもユウナアメノミハシラにいることは得策ではありませんでした。

統一地球圏連合が組織として整理されていく過程で治安警察が設立されるのと情報をつかんだのです。

もし治安警察が発足したのならば、当時、オーブ連合首長国からの独立をしていたアメノミハシラにとって、治安警察の査察受け入れは独立の維持に当たってどうしても受け入れなければならないことでした。

そして、査察を受け入れるためには身辺にユウナのようなものがいることは問題だったのです。

そのミナの思惑と、ユウナの意思は見事に合致を見せます。

その結果、ユウナミナのつてで当時東ユーラシア共和国で有力組織であった「コーカサスの夜明け」に向かいました。人員不足になりつつあったコーカサスの夜明けにとっても、人員補給はありがたいことであったため、比較的すんなりとユウナは仲間に迎えられます。

しかしながら、その仮面とよそ者というレッテルから当初ユウナはあまり信用されませんでした。

しかし、その地道な努力と確かな洞察力を認められ、徐々に参謀としての頭角を現していきます。

戦略においてユウナの意見が組織として意味を持ってくるようになるころ、コーカサスの夜明けに対する東ユーラシア共和国の行動は徐々に苛烈を極めていきます。そして壊滅的なダメージを追い、当時のリーダーが死亡してしまいます。

ユウナはその遺志を継ぎ、事実上のリーダーとなりました。

大打撃を受けたコーカサスの夜明けを立て直すために、ユウナは本拠地をガルナハン南部へ移し、組織名称を変更します。

これがリヴァイブの誕生の瞬間でした。

物語における役割編集

ユウナの改革への意思の源流。

関連する出来事編集

関連するSS編集

特記事項編集

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